地域ねこ、弦巻牛之介くん
東京メトロ副都心線、雑司が谷駅東の入り組んだ路地の中にある弦巻通りは、池袋の由来ともなった丸池から、神田川に流れ込んでいた弦巻川の上にできた通り。昭和10年、関東大震災後、急速な都市化により汚れた川を暗渠化した上に作られた通りには、赤丸ベーカリーなど個人経営の商店が軒を連ね、「雑司が谷弦巻通り商店街」を形成している。
その商店街の人々が「牛くん」というニックネームで呼ぶ地域ねこ、弦巻牛之助くんは、現在5歳ぐらいの白黒のまだらねこ。商店軒下の特設段ボールハウスに住む「牛くん」は、慣れた人とは一緒に散歩するほどの人懐っこい性格だという。一部の人からは商店会長にも推された彼には、和歌山のスーパー駅長「たま」ほどの知名度はないが、日中の大半を防水、防寒対策の施された段ボールハウスの中でのんびり暮らしている。
「牛くん」の名づけ親で、半年に一度、彼の住まいを作ってあげている赤丸未千江さんによると、「牛くんを囲んで5人ぐらいが餌をあげるだけじゃなくて、病院に連れて行ったり、みんなで可愛がろうという感じになっている。震災の義捐金のために作った牛くんのバッチはいろんな人に買ってもらった」ということで、地域ねことして立派な役目を果たしている。
(阿部和璧)
その商店街の人々が「牛くん」というニックネームで呼ぶ地域ねこ、弦巻牛之助くんは、現在5歳ぐらいの白黒のまだらねこ。商店軒下の特設段ボールハウスに住む「牛くん」は、慣れた人とは一緒に散歩するほどの人懐っこい性格だという。一部の人からは商店会長にも推された彼には、和歌山のスーパー駅長「たま」ほどの知名度はないが、日中の大半を防水、防寒対策の施された段ボールハウスの中でのんびり暮らしている。
「牛くん」の名づけ親で、半年に一度、彼の住まいを作ってあげている赤丸未千江さんによると、「牛くんを囲んで5人ぐらいが餌をあげるだけじゃなくて、病院に連れて行ったり、みんなで可愛がろうという感じになっている。震災の義捐金のために作った牛くんのバッチはいろんな人に買ってもらった」ということで、地域ねことして立派な役目を果たしている。
(阿部和璧)
by mwlab
| 2011-10-21 10:49
| 雑司が谷地域情報