Miracle Waterをつくる。

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煮込んだエキスのその味は?~イベント「雑煮」を終えて~

 Miracle Water(ミラクルウォーター)初の自主企画となるイベント「雑煮」。

雑司が谷周辺に住む人々をトークイベントという鍋の中で煮込むことで生まれる新たなエキスを体験することを目的とした鍋パーティー。

今回の鍋・おでんの仕込みには2時間半、イベントの仕込みにはほぼ3週間を費やした。e0250097_14412988.jpg

その甲斐あって、出演者の知人を中心に15名の参加者が参加しておでんを食べ、お酒を飲みながら話し合う3時間のイベントを体験した。

主催者側の感想としては、講演会のような一方的な情報提供の場ではなく、誰もが参加や発言ができるフラットで対等な関係がもてるイベントになったように思う。

それに「雑司が谷という地域に焦点を絞ったイベントにどのような人がどれぐらい来るのか?」、「告知に対する反応や、イベントとしての収支の目安」といった今後のイベント開催に必要な情報を得ることができたことも収穫だった。

何人かの参加者に聞いた話によると、「中心になる人のない不思議なイベントだった」、「普段は会うことのない人々と話すことができて面白かった」という好意的な意見を述べてくださる方もいた。

一方で、「このような場にアートステーションという名をつけ、このようなイベントを開いてもそんなものはアートではない」という厳しい意見もいただいた。

個人的には、今やっていることが果たしてアートであろうがなかろうが、地域に住む多様な人が年齢や性別、職業や異なる価値観を越えて、それでもゆるやかにつながれる場やイベントを生み出せればと思う。
(阿部和璧)
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by mwlab | 2011-12-19 14:44 | 活動報告

「Miracle Brooch(ミラクル ブローチ)」ワークショップ

 「プーさんツリー」を運んできて行った3331でのワークショップ。

これまでワークショップには参加者としての経験しかなく、一体、ぬいぐるみを使ったどんなワークショップをやればいいのか直前まで悩んでいた。

そんな時、雑司が谷で行われた「らいおん子供洋品店」というバザーイベントで見たtomokowalaさんのブローチワークショップ。
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使わなくなった洋服を切り貼りして綿を入れ、その土台の上に様々な素材を張り付けて、顔型のブローチをつくっていく。

小さな子どもでもできる手軽な作業は、多くの人々に楽しみをもたらしていた。

そのアイデアを勝手に流用して行った小型のぬいぐるみに安全ピンをつけ、ブローチにするワークショップ。

不要とされたぬいぐるみの中にも、欲しくなるものが結構あることから行ってみた作業が、小さな女の子を中心に20人以上の人々が参加してくれるものとなった。

子どもたちの小さな手を握りながら、一緒にブローチを作っていく作業は、何かを一緒につくっていく喜びを自分自身が味わえるものとなった。

出来上がったブローチを胸につけ、「先生、ありがとう」と手を振ってくれた子どもたちの笑顔は、来年には父親になる予定の自分にとって、とてもまばゆく親密なものに思えた。
(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-19 13:03 | 活動報告

白い視線が痛かった。

千代田アーツ3331でのワークショップのため、約100体ほどのぬいぐるみのプーさんを合体させた「プーさんツリー」をリアカーで運んだ。

雑司が谷から秋葉原までの約2時間、目立つリアカーを引いた奇妙な人物の姿は道行く多くの人々の視線に触れることになった。e0250097_10194799.jpg 

しかし、その多くの人々は何か「痛い」人が通過するのを、視線を合わせないようにして見送るだけで、一定の距離を置いて通り過ぎて行くだけだった。

交差点や写真撮影のため停止した時などに、話をした4、5名の人々は全て女性で、そのほとんどが子どもが興味をもって近づいて来た結果、話をするようになった人々だった。

最近まで関西に住んでいた自分にとっては、もう少し何かしらの反応があるかもと期待していただけに、白い視線が刺さってくるような都内2時間の道のりは、精神的疲れをもたらした。

道ゆく風景の中で特に気になったものは、高架下や公共空間の隙間のような場所に、吹き溜まったように定着してしまったホームレスと呼ばれる人々の存在だった。

時にリアカーや自転車を使い空き缶を運び、廃棄されたダンボールの家に住む彼らの姿と、持ち主から不要とされたぬいぐるみの塊を運ぶ自分の姿。

実はそこにはすでに何一つ境界はなく、何か一つ人生の変転の先に、多くの人々から存在しているのに存在していないように扱われる人生が当たり前のようにある今の時代。

これまで積み上げてきたものの全てが一瞬で失われるような出来事が起きた2011年という年の暮れ、冬晴れの都内を歩きながら、今自分がいる地平の不確かさをもう一度確認した。
(阿部和璧)
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by mwlab | 2011-12-19 10:21 | 活動報告

明日、イベント「雑煮」を開催

 Miracle Waterの活動開始から約2か月、地域のイベントなどに便乗して広報活動などを行ってきた私たち。

明日、12月17日(土)、ついに初めての自主企画となるイベント「雑煮」を開催します。
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雑司が谷に住む面白い経験や知識を持つ人々をトークイベントという鍋の中で煮込みます。

聴衆の方々も含め、様々な人々が出会うことで生まれる新たなエキスを、今回のお鍋・おでんとお酒を囲みながら体験できるイベントです。

会場はとしまアートステーションZ(東京メトロ副都心線「雑司が谷駅」二番出口直結)で18時から。

参加費はおでんの具材、または300円。

出演者は「ラブ&ピース」Zギャラリー主宰 東フミコ、「天然石の魅力」 クリスタルガーデン代表 秋山葉子、「地域の智恵を開くこと」Miracle Water 阿部和璧。

ぜひ皆さんお誘い合わせの上、ご参加ください。(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-16 14:41 | 告知

Miracle Water(ミラクルウォーク)今日やります。

 本日11時半頃から、前回の記事で紹介したMiracle Walk(ミラクルウォーク)というものをやります。

といっても、今度の日曜日にアーツ千代田区の3331で行われるMiracle Waterのワークショップのために使うプーさんツリーというものを、リアカーで運搬するだけのもの。
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折角、大きなぬいぐるみのかたまりを運ぶならば、単に自動車で運ぶよりも、告知的意味合いや日常風景の変質という意味を込めて、歩いてリアカーで運んでみようということになった。

また多少方法は違うけれど、20数年前、私たちのチームを主宰する藤浩志さんが行ったゴジラの着ぐるみを来てまちを歩くというパフォーマンスのオマージュ的意味合いも込められている。

約2カ月前の10月のMiracle Water活動立ち上げの時、藤さんと一緒に活動紹介のポスターを張りながらまちを歩いた。

そのまち歩きの中で出会った人や出来事は、決して美術館やギャラリー内では出会えないような、より多様で生活と地続きのヒリヒリ感を感じさせた。

今回、雑司が谷から千代田区までという約7キロの道のりで、果たしてどんなヒリヒリとした出会いが待っているのか、出発を前にした今、ワクワクした気持ちでいます。
(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-13 09:39 | 告知

Miracle Waik(ミラクルウォーク)行います。

 あと10日後の日曜日(18日)、ちょうど雑司が谷とは皇居を挟んで反対側にあるアーツ千代田3331という施設でワークショップを行うことになった。

藤浩志さんのかえっこバザールつながりで行うワークショップは、ぬいぐるみを使ったクリスマス用のリースなどを作る予定。
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初めて雑司が谷を飛び出して行う活動に、これまで自分たちが作ったものがないのも寂しいということで、目立つプーさんツリーを持っていくことになった。

しかし、重さも高さもあるこのツリーを、車やバイクを持たないメンバーたちでどのように運んでいくかという問題が出てきた。

色々考えた中、最後にやってみようとなったのは、Miracle Waterが持つ備品の中で2番目に高価なスチール製リアカーで歩いて運ぶというもの。

担当は「都内中心部の距離感を前から実感してみたい」と思っていた私、あべかへき。

果たして何時間かかるかはわからないが、13日、14日、15日のいづれかの天気の良い日に、都内で黄色いプーさんツリーを乗せたリアカーを見かけたらせひ声をかけてください!
(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-08 16:59 | 活動報告

Miracle Park(ミラクルパーク)の作り方 その1

 先日あった千登世橋文化祭の時に思いついた「使い捨てされないアーティストになるために」というトークイベント。

前回行われたMiracle Waterのミーテングでは藤浩志さんや、L PACKさんという若いアーティストユニットにも参加して企画会議が行われた。e0250097_11492092.jpg

その中で具体的な内容を模索しながら進めていこうということになったが、実際、開催主体になって欲しいアートステーション側からの反応は乏しかった。

ならば自主企画でやれる方法はないかと模索していた中、昨日、2回目のミーテングをL PACKさんと開催。

資金もなく、どうにか人が集まる方法はないかと考えた結果、「準備には時間をかけず、参加者が集まって買い物に行き、そこから始まる飲み会にしよう」というものに決まった。

そんな即興で行われる話し合いの場は、時に「自称アーティスト」や「無職」として認識されることもある若いアーティストたちの状況を表していなくもない。

私たちMiracle Waterと今回、公園をテーマに空間づくりを行うL PACKさんとの共同企画ということで「Miracle Park」という副題が付いたこのイベント。

「アーティストだらけの本音ポロリ大会」として1月に行うことなったこのイベントが、「奇跡の公園」というタイトルに相応しいユニークなものになればと思う。
(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-08 11:54 | 活動報告

すすきみみずく

江戸時代の浮世絵にも描かれている鬼子母神堂のすすきみみずく。
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その始まりは昔話によると、お母さんが病気になった娘が、鬼子母神堂にお百度参りを続けた結果、蝶のお告げとしてその作り方を授かったのだという。

娘は、そのすすきみみずくを売って得たお金で薬を買い、お母さんの病を癒すことができたのだという。

以後、鬼子母神堂の参拝みあげとして定着したすすきみみずく。

そこら辺に生えているすすきで作った割に値段は高いが、モコモコとした愛らしい雰囲気と素朴な感じは結構良いと思う。(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-03 09:40 | 気になるもの

さらしあめ復活プロジェクト始動?

いつものようにまち歩きの途中に立ち寄った上川口屋。

お店のお母さんと話していて分かったのは、今、駄菓子屋をしているこのお店は、江戸時代から昭和30年頃までは、あめ屋だったのだという。

当時は「さらしあめ」という胚芽を集めて作ったあめが主力商品で、その「ゆずの香りを入れ、竹の皮で包んでいた」というあめは、鬼子母神に来る多くの参拝者に愛されたのだという。
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製造元の職人のおじいさんが急死して、その製法が分からなくなったという「さらしあめ」。

今年の春にはその製法を調べるために、あめの製造で知られる榮太樓總本鋪が、この店のお母さんやお父さんにその製造法を尋ねに来たのだという。

そんな話をミーテングで紹介すると、ではその「さらしあめ」を復活させてみようじゃないかということになってきた。

果たして本当に復活させることができるかは分からないが、とりあえず榮太樓總本鋪に話を聞きにいって欲しいというオーダーが、Miracle Waterを主宰する藤浩志さんから発せられた。
(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-02 17:35 | 気になるもの

七曲がり

昔の刑事ドラマにあった「七曲がり署」という名前。

果たして七曲がりとは何なのか?これまでその意味がもう一つわからなかった。

その答えを教えてくれたのが雑司が谷・鬼子母神参道裏にある「七曲がりの井戸」。
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路地を入って折れ曲がった道を7つ曲がっていくと、そこには手動式で水がくめる古い井戸があった。


豆腐屋のお母さんの話では、昔、川や池が近くにあった雑司が谷には、路地のあちこちから地下水が出るのだという。


雑司が谷という地下水の湧き出るこの地域で活動を始めた、私たちMiracle Water。

地域の人々と交わり、様々な課題や困難といった紆余曲折を経た先に、「感情の不思議な水」というようなMiracleな水の水脈を掘り当てることができればと思う。
(あべかへき)
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by mwlab | 2011-12-02 15:34
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面白く大切な活動へ興味と関心を注ぐ人の存在を水にたとえ、地域活動での水のありさまを深める為のプラットフォームです。 雑司が谷にはたくさんのみみずくがいます。み・みず・く。


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